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車中泊のトイレ問題|道の駅は24時間使えるのが登録の条件。それでも携帯トイレを積んでおく理由

道の駅もRVパークも、24時間使えるトイレがある。
それでも外に出たくない夜と、渋滞のために、携帯トイレを1つ積んでおく。
選び方・使い方・捨て方と、何回分あればいいかの目安。

道の駅は、無料で24時間使える駐車場と清潔なトイレがあることが、国土交通省の登録の要件になっている。
RVパークも、24時間使えるトイレを備えた施設として紹介されている。
だから車中泊のトイレ対策は、まず「24時間トイレがある場所で寝る」ことでほとんど片づく。
そのうえで、僕は携帯トイレを車に積んでおく派だ。
この記事は、その理由と、選び方、使い方、捨て方をまとめたものだ。

寝る場所は「24時間トイレがあるか」で選ぶ

国土交通省は、道の駅の登録要件として、無料で24時間利用できる、十分な容量の駐車場と、清潔なトイレ(原則、洋式)があることを挙げている。
2026年9月の発表でも、この要件は変わっていない。

RVパークについては、JAF Mateの記事が、電源設備や24時間利用できるトイレ、ごみ処理スペースなどを備えた施設として紹介している。
2025年10月1日時点で、全国に580か所あるという。

反対に、24時間トイレがあるとは限らない場所もある。
公園の駐車場や観光地の駐車場は、夜になるとトイレが閉まったり、駐車場ごと閉鎖されたりすることがある。
車中泊の場所を探すときは、僕は景色より先にトイレを見る。
道の駅に併設されたRVパークはこちらの記事にまとめてある。

トイレまでの距離は、近すぎず遠すぎず

同じ道の駅でも、どこに駐めるかで夜の過ごしやすさは変わる。
僕の考えでは、トイレの入口の真ん前は避けたい。
夜中も人の出入りがあって、足音や話し声、照明が気になるからだ。

かといって、駐車場の端の暗い場所まで離れると、夜中にトイレへ歩くのが億劫になる。
歩いて1〜2分くらいの、明かりの届く場所が、僕にはちょうどいい。
駐める場所の選び方は、防犯の記事にも書いた。
トイレまでの道の明るさは、防犯の面でも大事だ。

それでも携帯トイレを積んでおく理由

24時間トイレがある場所で寝ていても、外に出たくない夜はある。
強い雨の夜、冷え込みの強い夜、体調が悪い夜。
小さな子どもや年配の家族と一緒なら、夜中に車の外へ連れ出すこと自体が負担になる。

移動中の渋滞もある。
高速道路で動かなくなったとき、次のトイレまでの距離はこちらでは縮められない。
携帯トイレは、使わずに済めばそれでいい保険だと僕は思っている。
防災用の備えとしても、そのまま家に置いておける。

携帯トイレの選び方

携帯トイレは、袋と、尿や便を固める凝固剤の組み合わせが基本だ。
製品によって、固められる量(吸水量)や、臭いを抑える袋の有無が違う。
僕が見るのは次の三つだ。

  • 1回分の吸水量(量が少ない製品だと、1回で使い切れないことがある)
  • 防臭袋が付いているか(車内に置いておく時間があるので、ここは大きい)
  • 座る台があるか(袋だけのタイプと、折りたためる便座付きのタイプがある)

車内で使うことを考えると、袋だけでは座りにくい。
折りたたみの便座か、ふた付きのバケツのように、袋を掛けておける台があると使いやすい。
これは僕の考えで、製品ごとの使い方は説明書を優先してほしい。

使い方は「袋をかぶせて、固めて、縛る」

名古屋市は、家の便器で携帯トイレを使う手順を、次のように紹介している。
便座を上げてポリ袋を便器にかぶせ、便座を下ろし、その上に携帯トイレの汚物袋をセットする。
用を足したら粉末の凝固剤を振りかけ、汚物袋だけを取り出して、空気を抜きながら口をしっかり縛る。

車内では、便器の代わりに折りたたみの便座やバケツを使うことになる。
外側に一枚ポリ袋をかぶせておくと、台そのものが汚れにくい、という考え方は同じだ。
使う前に、窓の目隠しと換気も確かめておきたい。
換気については換気の記事に書いた。

使ったあとの捨て方

千葉市は、使い捨ての携帯トイレを可燃ごみとして捨てられると案内している。
名古屋市は、汚物袋だけをまとめて可燃ごみ袋に入れ、他の可燃ごみと分けて出すように書いている。
分け方や出し方は自治体によって違うので、自宅のある自治体のルールを確かめてほしい。

車中泊の途中で出たものは、僕は家まで持ち帰るのが基本だと思っている。
道の駅のごみ箱は、そのための場所ではない。
RVパークにはごみ処理スペースを備えた施設もあるが、携帯トイレを受け付けるかどうかは施設に確かめてからにしたい。
持ち帰るあいだは、防臭袋に入れて、ふた付きの箱に入れておくと車内に臭いが残りにくい。

何回分を積んでおくか

名古屋市は、災害への備えとして「一人当たり1日5回(成人平均)×7日分×家族の人数分」を目安に挙げている。
車中泊は災害の備えとは前提が違うので、そのまま当てはめる必要はない。

夜のあいだだけの保険なら、僕は一人1〜2回分あれば足りると考えている。
これは計算の目安で、家族の人数と、渋滞に巻き込まれそうな道を走るかどうかで足していけばいい。
防災用に家にも置いておくなら、名古屋市の目安を基準にするほうが安心だ。

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車中泊の夜にもう一つ気をつけたいのが、エンジンのかけっぱなしだ。
JAFのテストの記事も合わせて読んでほしい。

出典

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