HOW TO PLAY

遊び方ガイド

「手取りを増やそう!」の遊び方。かんたん診断と人生モードの使い方、遊びながら覚えられる24の仕組み(社会保険・年金・税金・控除・働き方・資産形成)、よくある質問をまとめています。

「手取りを増やそう!」には2つのモードがあります。
いまの自分の手取りを出すかんたん診断と、22歳から65歳までを1年ずつ生きる人生モード
どちらも同じ計算エンジンを通るので、出てくる金額はすべて実際の制度で計算した実額です。

MODE 01

かんたん診断の使い方

01

近いものを選ぶ

左の「まずは近いものから」で、会社員・副業あり会社員・個人事業主・パート・年金受給者のどれかを押す。それだけで一通りの数字が入るので、あとは自分の年収に書き換えれば動く。

02

年収と住んでいる場所を入れる

年収は源泉徴収票の「支払金額」。賞与も残業代も含んだ税引き前の総額を入れる。都道府県によって健康保険料率が違う(2026年度は新潟9.21%〜佐賀10.55%)ので、住んでいる場所も選ぶ。賞与を分けて入れると、保険料の上限の扱いが変わるので精度が上がる。

03

「増やす方法」タブを見る

iDeCo、ふるさと納税、青色申告、配当の課税方式。それぞれ実際に適用して計算し直した結果が、効果の大きい順に並ぶ。「税・保険料がいくら減るか」と「実質いくら得か」を分けて表示している。

MODE 02

人生モードの使い方

01

進路を選ぶ

大企業・中小企業・公務員・フリーランスの4つから。健康保険の種類、企業年金の有無、昇給率が変わる。フリーランスを選ぶと厚生年金が積み上がらないので、老後の年金額が大きく変わる。

02

1年ずつ進める

その年の額面・社会保険料・税・手取り・貯蓄が出る。数年おきにライフイベントが起きて、選択を迫られる。選んだ結果はその場で手取りに反映される。乱数は無いので、同じ選択をすれば同じ結果になる。

03

解説カードを読む

何かが起きるたびに、その裏側にある制度の解説が1枚出る。全部で24枚。「学んだ制度を見る」を押すと、集めたカードと、まだ見ていないカードの数が確認できる。

04

65歳で年金を見る

老齢基礎年金と老齢厚生年金を分けて計算する。厚生年金に何年入っていたか、そのときの報酬がいくらだったかで金額が決まる。90歳まで受け取る総額と、現役時代に払った社会保険料を並べて表示するので、払った額と戻る額を見比べられる。

24 LESSONS

遊びながら覚える、24の仕組み。

人生モードでは、自分の身に起きたことに合わせて制度の解説カードが1枚ずつ増えていきます。
条文をなぞるのではなく、引かれている側の実感から書いてあります。1周でだいたい20枚前後、 選び方を変えて何度か遊ぶと全部そろいます。

社会保険6枚

  • 保険料は月給ではなく「等級」で決まる 4〜6月の給与で1年分の保険料が決まる
  • 手取りを削っているのは税より社会保険料 年収500万円なら税33万円に対し社会保険料は75万円
  • 40歳から介護保険料が乗る 昇給しても手取りが増えない年がある理由
  • 雇用保険は0.5%だけれど、効くときは大きい 失業給付・育休給付・教育訓練給付の原資
  • 2026年から「子ども・子育て支援金」が始まった 全国一律0.23%。健康保険料に上乗せされる
  • 130万円を超えると自分で保険に入ることになる 税の壁より社会保険の壁のほうがはるかに高い

年金4枚

  • 年金は2階建て。1階は定額、2階は稼ぎに比例 厚生年金に入っていた期間が老後を決める
  • 年金は繰下げると増える。1か月で0.7% 70歳まで待てば42%増、75歳なら84%増
  • 育休中は保険料を払わなくても納めた扱いになる 産休・育休の社会保険料は免除。年金額は減らない
  • 国民年金は定額。だから所得が低いほど重い 月17,920円は誰でも同じ

税金4枚

  • 税率は「全部にかかる」わけではない 超えた部分にだけ高い税率がかかる
  • 住民税は1年遅れてやってくる 収入が減った翌年がいちばん苦しい
  • 2026年の「年収の壁」は178万円 基礎控除104万円+給与所得控除74万円
  • 退職金の税は驚くほど軽い 勤続38年なら2,060万円まで非課税

控除4枚

  • 扶養控除は16歳から。19〜23歳がいちばん厚い 大学生の子がいる時期は控除63万円
  • 「103万円を超えたら損」はもう古い 配偶者の給与収入169万円まで控除38万円が続く
  • 住宅ローン控除は「税額から直接引く」 所得控除ではなく税額控除だから効き方が違う
  • 青色申告は税だけでなく国保も下げる 所得が減るので保険料の計算基礎も下がる

働き方2枚

  • 独立すると保険料が倍になる 労使折半が無くなり、雇用保険も無くなる
  • 副業の住民税は「自分で納付」を選べる 手取りは変わらないが、勤務先に伝わりにくくなる

資産形成4枚

  • iDeCoは掛金が全額所得控除になる 税が軽くなるぶんがそのまま得。ただし60歳まで引き出せない
  • ふるさと納税は得をする制度ではない 同じ税額を別の場所に払って、返礼品を受け取る
  • NISAの利益には税がかからない 課税口座なら20.315%引かれる
  • 小規模企業共済は個人事業主の退職金 掛金は全額所得控除。受け取りは退職所得扱い

FAQ

よくある質問

入力した内容はどこかに送られますか

送られません。計算はすべてブラウザの中で完結していて、サーバーには何も送信していません。入力内容はご自身の端末にだけ保存されるので、次に開いたときに続きから使えます。

出てくる金額はどのくらい正確ですか

社会保険料は標準報酬月額の等級表に当てはめて計算しているので、給与明細の額とほぼ一致します。ただし国民健康保険料と介護保険料(65歳以上)は市区町村ごとに料率が違うため、東京23区・東京都の令和8年度料率を標準として計算しています。お住まいの自治体によっては差が出ます。

いつの制度で計算していますか

2026年(令和8年)分の所得税、令和9年度課税の個人住民税、令和8年度の社会保険料率です。令和8年度税制改正で基礎控除が104万円、給与所得控除の最低保障が74万円に上がり、いわゆる年収の壁は178万円になりました。この改正を織り込んでいます。

人生モードで手取りが減る年があるのはなぜですか

40歳になって介護保険料が乗る年、役職定年で年収が下がる年、社会保険に加入する年などです。どれも実際に起きることで、そのたびに理由が解説カードとして出ます。収入が生活費に届かない年は暮らしを切り詰める計算になっていて、そのぶん満足度が下がります。

同じ選択をすると同じ結果になりますか

なります。乱数は使っていません。運の要素を入れると「たまたま悪かった」で片づいてしまい、選択と結果の関係が見えなくなるためです。何度か遊んで選び方を変え、どこがどう効いたのかを見比べるのがいちばん学べる遊び方だと思います。

税金の相談に使えますか

使えません。あくまで仕組みを理解するための試算です。実際の申告や手続きの前には、税務署・自治体・税理士にご確認ください。

読むより、動かしたほうが早い。

会員登録不要 / 入力内容は端末の中だけで計算されます