魚のうろこ取りのやり方|道具がなくてもスプーンで落ちる。飛び散りは袋の中で防ぐ
うろこ取りがなくても、スプーンやペットボトルのふたで落とせる。
キャンプで困るのは飛び散りのほう。
袋の中か水の中で作業する段取りを、京都府水産事務所と大日本水産会の資料から整理しました。
魚のうろこは、専用のうろこ取りがなくても、スプーンやペットボトルのふたで落とせる。
キャンプで困るのは道具よりも、うろこがテーブルや服に飛び散ることのほうだ。
飛び散りは、大きめのビニール袋の中か、水を張ったボウルの中で作業すればかなり防げる。
この記事では、京都府水産事務所と大日本水産会の資料をもとに、外でうろこを取る段取りを整理する。
僕の考えは「僕は〜と思う」と書き分けてある。
うろこは、尾から頭へ向かってこする
うろこは、頭の側から尾の側へ向かって、瓦のように重なって並んでいる。
だから尾のほうから頭へ向かって、重なりの下に道具の縁を入れるようにこすると、めくれて落ちる。
逆向きになでても、うろこの上をすべるだけでほとんど落ちない。
魚は頭を押さえて動かないようにする。
力を入れすぎると身に傷がつくので、軽く何度も往復させるほうがきれいに取れると思う。
道具がなくても、スプーンとペットボトルのふたで取れる
大日本水産会の下処理ガイドには、大きなうろこはスプーンで、小さなうろこはペットボトルのふたで簡単に取れる、と書かれている。
どちらもキャンプ場で手に入りやすい。
包丁の背でこする方法もよく知られているが、刃を自分のほうに向けて持つことになるので、慣れないうちはスプーンのほうが安全だと僕は思う。
専用のうろこ取りは、うろこを受けるカバーが付いているものなど、飛び散りにくい工夫をしたものも売られている。
京都府水産事務所の案内でも、量販店で売られている飛び散りにくいうろこ落としが紹介されていて、使い心地には好みがあるとしている。
年に何度も魚を扱うなら一本あってもいいが、たまにもらった魚を処理するくらいなら、スプーンで足りると思う。
飛び散りは、袋の中か水の中で防ぐ
京都府水産事務所の「魚の下処理知恵袋」には、うろこを飛び散らせない方法が二つ載っている。
- ビニール袋の中で作業する:大きめの袋に魚を入れ、袋の上から片手で頭を押さえ、もう片方の手を袋の中に入れてうろこを落とす。終わったら袋の口を縛って捨てる
- 水の中で作業する:ボウルに水を張り、その中でうろこを落とす。3%くらいの塩水にすると魚が傷みにくい。うろこは底に沈む
キャンプで使いやすいのは袋のほうだと思う。
水を張るボウルがいらず、落ちたうろこがそのまま袋の中にまとまるからだ。
水場が近くにあって、ボウルやバケツを用意できるなら、水の中のやり方でもよい。
ただし、炊事場の流しにうろこを流すと排水口に詰まるので、うろこは水から取り出してごみとして持ち帰る。
取り残しやすいのは、ひれのきわと頭のまわり
胴の平らなところは簡単に落ちる。
取り残しやすいのは、背びれや胸びれのきわ、頭のつけ根、腹のあたりだ。
スプーンの先や、ペットボトルのふたの縁を使って、細かく動かす。
終わったら、指先で尾から頭へなでて、ざらつきが残っていないか確かめる。
最後に水で洗い流して、くっついているうろこを落とす。
このあと内臓を取るなら、うろこを先に済ませておく順番だと、腹を開いたときにうろこが身につきにくい。
キャンプでの段取り
ここからは僕の整理だ。
- 大きめのビニール袋を二枚用意する(一枚は作業用、一枚はごみ用)
- まな板の上に開いた牛乳パックや新聞紙を敷く(京都府の案内にもある方法)
- 袋の中で、尾から頭へ向かってスプーンでこする
- ひれのきわと頭のまわりを細かく落とし、指で確かめる
- 水で洗い流してから、内臓の処理に移る
- うろこの入った袋は口を縛り、においの出る生ごみと一緒に持ち帰る
うろこ取りは、上手さより段取りの仕事だと思う。
飛び散る前提で場所を作っておけば、慣れていなくても後片付けまで静かに終わる。
もらった魚を現地で先にやることは釣った魚をもらったら、現地で先にやることが二つあるに、内臓を開くのに使える道具の話はキャンプ キッチンバサミに書いた。
イワシのようにうろこが取れやすい魚は、イワシの手開きのやり方のほうが近い。
出典
- 京都府水産事務所「魚の下処理知恵袋 汚さずきれいにうろこを取る方法!」(PDF)
- 京都府「キッチンの汚れが気になる」(飛び散りにくいうろこ落とし・後始末)
- 大日本水産会 おさかな普及センター「魚を持ち帰られる先生方へ はじめてでも安心!下処理・調理ガイド」(PDF)(スプーンとペットボトルのふた・袋の中で作業)