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パンク修理キットの有効期限|切れた修理剤は使えない。持ち主の73%が期限を知らなかった

車に積んであるパンク修理キットの修理剤には、有効期限がある。
国民生活センターの資料から、点検の項目と、キットで直せないパンクを整理した。

車に積んであるパンク修理キットの修理剤には、有効期限がある。
切れていたら使えないので、いざという時の前に、キットの表示を一度見ておきたい。
国民生活センターの調査では、キットが付いていると分かっている人のうち73%が、この期限を知らなかった。

この記事は、国民生活センターが2019年1月17日に公表した「自動車のタイヤパンク発生時の対応方法に注意」を読んで、僕が理解した範囲で整理したものだ。
僕がパンクした体験談ではない。
僕の車のキットを調べた話でもない。
数字と注意点は資料のものだ。

スペアタイヤの代わりに、修理キットが積まれている

近年は、スペアタイヤの代わりに応急修理キットが付いている車が多い。
キットの中身は、修理剤のボトルと、車のアクセサリーソケットで動く電動コンプレッサーだ。
資料の事業者アンケートでは、8社のすべてに、全グレードでキットの設定しかない車種があった。

付いている装備は車によって違う。
5,000人の調査で、4割以上の人が自分の車の装備の内容を知らなかった。
まず、自分の車がスペアタイヤなのか、キットなのかを確かめるところからだ。

積んだまま、点検されていない

調査の数字で目を引いたのは、次の3つだ。

  • キットが付いていると分かっている1,096人のうち、796人(73%)が修理剤の有効期限を知らなかった。
  • 同じ1,096人のうち、910人(83%)が、1本のタイヤに2カ所以上の傷があると補修できないことを知らなかった。
  • 装備の内容を分かっている2,839人のうち、2,000人(71%)が定期的な点検をしていなかった。

相談の事例には、スペアタイヤに替えようとしたら空気が入っていなくて使えなかった、というものもあった。
積んであることと、使えることは別だ。

どこに積まれていて、何を見るか

資料によると、キットは一般的にラゲッジルームの床下や側面に、スペアタイヤは床下に収納されている。
キャンプの荷物を満載すると、その上に箱が乗る場所だ。
僕はここが、積み方としていちばん気になった。

点検の例として、資料が挙げているのは次のとおり。

  • 応急修理キット:修理剤の有効期限を確認する。切れていたら使えないので、交換する。定期点検や車検の時に見ておくとよい。
  • スペアタイヤ:指定の空気圧、溝の残り、劣化を確認する。使っていなくても空気は少しずつ抜ける。
  • 中古車:車に合ったサイズのスペアタイヤが付いているかも確認する。

期限の表示は修理剤のボトルなどにある。
何年もつかは資料に書かれていないので、自分の車の表示と取扱説明書を見てほしい。
取扱説明書は車に積んでおくよう、資料は勧めている。

キットで直せないパンク

期限内でも、万能ではない。
資料が挙げている、補修できない主な状態はこれだ。

  • タイヤの接地面に大きな切り傷や刺し傷がある
  • タイヤの側面など、接地面以外に穴や損傷がある
  • 1本のタイヤに2カ所以上の傷がある
  • 2本以上のタイヤがパンクしている
  • 空気が足りないまま走って、タイヤが傷んでいる
  • タイヤがホイールから明らかに外れている
  • ホイールやエアバルブが損傷している

資料のテストでは、接地面の大きな傷は補修できなかった。
傷が小さくても、刺さっていた釘やネジを抜いてしまうと補修できない、と書かれている。
キットを使う時は、釘やネジは抜かないのが基本だ。
できない状態はキットによって違うので、取扱説明書を見る。

使った後のタイヤは、そのまま使えない

キットの補修は、一時的な応急処置だ。
作業の後は、修理剤を広げるために、上限80km/h以下で、道路の制限速度を守って一定量を走る。
そのあと空気圧を確かめて、指定の値なら応急修理は完了となる。
走る距離や空気圧の値は車種やキットで違う。
終わったら、できるだけ早く整備工場へ行く。

修理剤はボトル1本で、タイヤ1本を1回だけ直せる。
補修後のタイヤとホイールの間には、修理剤が液体のまま付いていた。
正式なパンク修理なら使い続けられるタイヤでも、キットを使うと、新品への交換が必要になることがあるそうだ。

だから、ロードサービスを呼ぶという選択肢も最初から考えておきたい。
資料も、作業に自信がない場合や危険な場所では、ロードサービスを使うよう勧めている。

一緒に積んでおくとよいもの

資料は、軍手、懐中電灯、輪止め、停止表示器材を積んでおくと、事故やけがの防止に役立つとしている。
僕の考えでは、キットと同じ場所にまとめて、荷物を積む前に手が届くようにしておくのがいい。
冬の装備全体の話は冬の車に積んでおくもの、積む位置の考え方は車の荷物の積み方に書いた。

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上の商品は、楽天市場の人気商品を紹介したものだ。
僕自身は使っていないので、購入前に商品ページで仕様と口コミを確認してほしい。
車に付属していたキットの修理剤を交換するなら、まず販売店に聞くのが確実だと思う。
修理剤は、自分の車のタイヤに使えるかどうかを必ず確かめてほしい。

出典

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