車中泊のエコノミークラス症候群予防|厚労省の目安は、1時間に1度のかかと上下運動と、こまめな水分
車中泊の朝に足が重いとき、気をつけたいのがエコノミークラス症候群。
厚生労働省の資料から、予防の目安と、受診を考える症状を整理した。
車中泊の朝、足がむくんで重い。
それが「ただの疲れ」なのか、気をつけたほうがいいサインなのかは、見た目では分かりにくい。
厚生労働省の資料が示している予防の目安は、1時間に1度のかかと上下運動と、こまめな水分補給だ。
この記事は、厚生労働省の公開資料を読んで、僕が理解した範囲で整理したものだ。
僕は医療の専門家ではないので、病気の診断や治療には触れない。
気になる症状があるときは、医療機関に相談してほしい。
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エコノミークラス症候群は、狭い座席で動かないと起きる
厚生労働省の「エコノミークラス症候群 予防のために」には、次のように説明されている。
食事や水分を十分にとらない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなる。
その結果、血のかたまり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがある。
正式には深部静脈血栓症/肺塞栓症という。
同じ厚生労働省の予防Q&Aには、避難中に長い間座ったままや横になったままでいたり、車の中で泊まっていたりする方、とくに高齢の方では注意が必要だ、と書かれている。
車中泊は、まさにこの条件に当てはまりやすい。
厚生労働省の予防の目安
予防Q&Aには、次の例が挙がっている。
- 長時間同じ姿勢、とくに車中のような窮屈な姿勢でいないようにする
- 足や足の指をこまめに動かす
- 1時間に1度は、かかとの上下運動を20〜30回程度する
- 歩く(3〜5分程度)
- 適度な水分をとる
もう一つのリーフレットでは、心がけると良いことが6つ並んでいる。
ときどき軽い体操やストレッチをする。十分にこまめに水分をとる。アルコールを控え、できれば禁煙する。ゆったりした服装で、ベルトをきつく締めない。かかとの上げ下ろしやふくらはぎを軽くもむ。眠るときは足をあげる。
道具を買わなくても、今夜から始められることがほとんどだ。
こんな症状が出たら受診する
予防Q&Aには、症状も書かれている。
主に片方の膝から下の脚に、赤み、腫れ、痛みなどが出る。
こうした症状が出たら、急いで医療機関を受診する必要がある、とのことだ。
血栓が肺に詰まると、胸の痛み、呼吸困難、失神などが出て、大変危険な状態になる、とも書かれている。
片脚だけに出る、というところが見分ける手がかりになる。
車の中で様子を見続けず、早めに相談するのがいいと僕は思う。
注意が必要な人
予防Q&Aは、起こりやすい人として、高齢者、肥満の方、妊娠中・出産直後の方、外傷や骨折の治療中の方、最近手術を受けた方、下肢に麻痺のある方、がんの方、慢性の心肺疾患などのある方、ピルを服用中の方、過去に同じ病気になったことがある方などを挙げている。
当てはまる人は、車中泊を計画する前に、かかりつけの医師に相談しておくと安心だ。
僕が気をつけたい車中泊の工夫
ここからは資料の内容ではなく、資料を読んだうえでの僕の考えだ。
実際に試して確かめたわけではない。
一つめは、トイレだ。
夜中に起きたくなくて、水分を控えたくなる気持ちは分かる。
でも資料は「こまめに水分をとる」と書いている。
携帯トイレを積んでおけば、水分を我慢する理由が一つ減る。トイレそのものの事情は車中泊のトイレ問題にまとめた。
二つめは、寝る場所の姿勢だ。
座席を倒したまま膝を曲げて眠るより、足を伸ばして横になれるほうが、同じ姿勢を続けにくいと思う。
床の傾きや段差を直す話は眠れないのは寝袋のせいとは限らないに書いた。
三つめは、休憩のたびに車から降りることだ。
資料の「歩く(3〜5分程度)」は、サービスエリアで十分できる。
長い距離を走る日の休憩は休憩の取り方の記事にも書いた。
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上の商品は、楽天市場の人気商品を紹介したものだ。
僕自身は使っていないので、購入前に商品ページで仕様と口コミを確認してほしい。


