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カセットボンベの使用期限と保管|製造から約7年が目安。夏の車内は40℃を超える

カセットボンベの使用期限は、製造から約7年が目安。
期限があるのは、中のゴム部品が年数で硬くなり、ガス漏れにつながるから。
しまう前に見る4つのところと、夏の車内に置かない理由をまとめた。

カセットボンベの使用期限は、製造から約7年が目安だ。
製造年月日は缶の底などに印字されている。
NITE(製品評価技術基盤機構)によると、2020年から2024年の5年間に、カセットボンベやアウトドア用のガス缶にからむ事故は204件あった。
原因として挙げられているのが、中のゴム部品の劣化と、40℃を超える場所での保管だ。
この記事では、NITE と福岡市の案内をもとに、ガス缶をしまう前に見るところを整理する。

僕の考えは「僕は〜と思う」と書き分けてある。

使用期限は製造から約7年。日付は缶の底を見る

福岡市の案内では、カセットボンベの使用期限の目安は製造から約7年で、缶底などに印字された製造年月日を確かめて、期限内に使い切るように書かれている。

なぜ期限があるのかは、NITE の注意喚起に理由が書いてある。
ガス缶には、気密を保つための O リングやパッキンというゴムの部品が使われている。
このゴムが時間とともに硬くなってひび割れ、使うときにガスが漏れるおそれがある。
使っていない缶でも、ゴムは年数で傷んでいく。

NITE は、食品に消費期限があるのと同じで、ガス缶にも使用期限があると書いている。
古いものから使い切って、新しいものを足していく買い方をすすめている。

ここで出した「約7年」は、カセットボンベ(CB缶)についての目安だ。
アウトドア用の OD缶は、缶やメーカーの表示を確かめてほしい。
CB缶と OD缶の違いは、ガス缶が二種類ある話に書いた。

しまう場所は40℃未満。夏の車内は置き場所にならない

NITE の案内では、ガス缶は使った機器から外して、室内の40℃未満の涼しい場所にしまうように書かれている。
中の液化ガスが温められると、液体から気体になろうとして膨らみ、内圧が限界を超えると破裂する。
コンロの近くや、直射日光が当たる場所に置きっぱなしにするのも危ないと書いてある。

キャンプの道具をまとめて車に積みっぱなしにしていると、ここに引っかかる。
JAF が気温35℃の晴れた日に行ったテストでは、対策なしの黒い車の車内は最高57℃、ダッシュボードは最高79℃まで上がった。
サンシェードを付けても車内の最高は50℃、窓を3cm開けても45℃で、どれも40℃を超えている。

僕は、ガス缶だけは「キャンプ道具の箱」から外して、家の中の決まった場所に戻すのがいちばん確実だと思う。
道具ごと車に置いておく運用だと、夏のある日に条件がそろってしまう。

しまう前に見る4つのところ

1. 機器から外したか

NITE の案内の最初に書かれているのがこれだ。
コンロやバーナーに付けたままだと、熱源のそばに缶を置いているのと変わらない。
使い終わったら外して、缶だけにしてからしまう。

2. キャップを付けたか

NITE は、保管するときはキャップを忘れずに付けるように書いている。
キャップをせずにしまうと、劣化を早めるおそれがあるという。
なくしやすい部品なので、缶と一緒の袋やケースに入れておくと探さずに済む。

3. さび・へこみ・変形はないか

NITE は、製造から長くたった缶は、ガス漏れやさびがないことを確かめたうえで早めに使い切るように書いている。
車の中で道具とぶつかってへこんだ缶や、湿った場所でさびた缶は、使う前に止めておくのが安全だと思う。

4. 製造年月日は読めるか

底の数字がこすれて読めない缶は、いつのものか分からない。
僕は、買った日に油性ペンで缶の側面に年を書いておくと、使う順番に迷わないと思う。
古いものから先にキャンプへ持っていけば、家の備えも自然に入れ替わる。

期限が過ぎた缶と、使い残した缶の扱い

福岡市の案内では、使い残したカセットボンベは、カセットコンロでお湯を沸かすなどして使い切るようにすすめている。
カセットコンロには、缶の中のガスを最後まで使い切るためのヒートパネルが付いているからだ。

使い切れないときはガス抜きが要る。
その場合は、風通しのよい屋外の、火の気のない場所で行うように書かれている。
くぼんだ場所や囲まれた場所ではガスがたまって危ないので、避ける。
捨て方の区分は自治体ごとに違うので、住んでいる市町村の案内に合わせてほしい。

ガスの出が悪いからといって、缶を温めるのもやめておく。
NITE も、意図的に温めることは絶対にやめるように書いている。

まとめ

  • カセットボンベの使用期限は製造から約7年が目安。日付は缶の底で確かめる
  • 期限があるのは、中のゴム部品が年数で硬くなり、ガス漏れにつながるから
  • しまう場所は室内の40℃未満。夏の車内は40℃を超える
  • しまう前に、機器から外す・キャップを付ける・さびと変形を見る・日付を確かめる

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ケースに入れるのは、持ち運びとキャップの紛失を防ぐためだ。
ケースに入れても、40℃を超える場所に置けば中の缶は同じように温まるので、しまう場所は変えないでほしい。

出典

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