夏の直売所で、車に積んでも平気な野菜とそうでない野菜
同じ値段なら、移動に強いほうを選べばいい。
農業の仕事をしていた目で見た、持ち帰りの話。
夏の直売所は、朝からどんどん気温が上がっていく。
そのまま車でキャンプ場へ向かうと、買ったものを積んだまま何時間か走ることになる。
着いて袋を開けたら葉物がしなびていた、というのはよくある話だ。
僕は農業の仕事をしていたことがある。
野菜には、移動に強いものと弱いものがはっきりある。
同じ値段なら、強いほうを選べばいい。
車に積んでも平気なもの
根のもの、実のもの、皮の厚いもの。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、なす、ピーマン。
このあたりは半日くらいの移動なら、ほとんど変わらない。
とうもろこしは少し補足がいる。
皮を剥いてあるものは甘みが抜けるのが早い。
皮つきのまま買って、焼く直前に剥いたほうが確実にうまい。
弱いもの
葉物と、きのこと、切ってあるもの。
ほうれん草、小松菜、レタス、水菜。
車内の温度と乾燥にとにかく弱くて、一時間もすればしなびはじめる。
買うなとは言わない。
買うなら、直売所を最後の寄り道にする。
先に道具や燃料を買って、野菜は出発の直前に積む。それだけで持ちが違う。
袋のまま積まない
直売所の袋は、口を縛って密閉されていることが多い。
そのまま車に置くと中で蒸れて、傷むのが早まる。
口を開けて、新聞紙かキッチンペーパーを一枚かませておくと水滴を吸ってくれる。
葉物は立てて積む。
畑で立って育ったものは、立てておいたほうが持ちがいいという話がある。
言い伝えのように聞こえるけれど、葉物の縦置きは家の冷蔵庫でもよく勧められている保存のしかただ。
強い野菜を選べば、箱が空く
移動に強いものを選んでおけば、クーラーボックスは肉と魚に使える。
葉物まで冷やそうとすると、たいてい容量が足りなくなる。
箱の詰め方そのものはクーラーボックスの記事に書いたので、そちらも見てほしい。
買い物の順番と、積み方。
この二つを変えるだけで、着いてからの料理がずっと楽になると思う。