キャンプで魚を美味しく食べるために、家でやっておく下ごしらえ

現場でやることと、家で済ませておくこと。この線引きを覚えてから、キャンプ場で包丁を出す回数が減りました。

キャンプ場で魚をさばくのは、たしかに楽しい。
ただ何度かやってみて分かったのは、現場でやるべき作業とそうでない作業が、はっきり分かれるということでした。

水は限られているし、出たものは持ち帰らないといけない。
包丁を洗う場所すら怪しいこともある。
だったら家でできることは、家で終わらせておいたほうがいい。

内臓とエラは、買った日のうちに落とす

魚が傷みはじめる場所は決まっていて、たいてい内臓からです。
買ってきた日の夜にエラと内臓だけでも取っておくと、翌日の身の状態がまるで違う。

握っていた頃、仕入れた魚をまずそこまで処理していたのは、味のためというより時間との勝負だったからです。
家庭でも理屈は変わりません。冷蔵庫に入れる前のひと手間が、翌日いちばん効いてきます。

薄く塩をあてておく

下処理した魚に薄く塩をふって、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫へ。
余分な水分が抜けて身が締まり、生ぐささも一緒に出ていきます。

焼くだけの魚なら、これで現地の仕事は火にかけるところからで済む。
塩の量は指でつまんで全体に散らす程度でいい。
30分から1時間も置けば十分です。

氷には直接あてない

クーラーボックスに入れるとき、魚を氷に直接あてるのは避けたい。
触れた面だけが凍って、そこから身が水っぽくなります。

ペーパーで包んでからポリ袋、その上に氷や保冷剤という順番。
保冷剤は上に置いたほうが全体が冷えます。冷たい空気は下へ降りるからです。

ここまでやっておくと、現地でやることは焼くか切るかだけになる。
キャンプ場で僕が包丁を出す回数は、この段取りを覚えてからずいぶん減りました。

保冷そのものの話はクーラーボックスの記事にまとめています。

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