車中泊のカーテン|吸盤で貼ったら、朝には床に落ちていた
車内が丸見えな気がして、いちばん安い吸盤カーテンを買ったの。
朝には足元に落ちていて、留め方を見直すことになった。
初めて車中泊をした夜、サービスエリアの照明が思っていたより明るかった。
外から車内が丸見えな気がして、荷物の陰に隠れるように横になったのを覚えている。
翌日、いちばん安い吸盤式のカーテンを買って窓に貼ってみた。
吸盤が外れていたのは、寒暖差のせいだった
その夜は問題なく眠れた。
ところが朝起きると、フロントの吸盤カーテンが足元に落ちていた。
夜の間に窓ガラスが冷えて結露し、吸盤の吸着力が下がったところに、布の重みが乗って剥がれたようだった。
吸盤は値段が安く、貼るだけで済むのが手軽な反面、ガラスの温度変化や汚れに弱い。
真夏の炎天下でも、真冬の冷え込みでも、朝までは持たないことがあると身をもって知った。
窓の形に合わせて、留め方を変えるようになった
それからは、窓ごとに留め方を変えるようにしている。
フロントガラスは面が大きく吸盤が一番外れやすいので、サンシェードと兼用できるマグネット式に替えた。
側面の窓は、カーテンレールの代わりに突っ張り棒を通し、布をカーテンリングで吊るす方式にした。
リアハッチのように傾斜がある窓は、車種に合わせて裁断された専用カーテンでないと、どうしても角にすき間ができる。
カーテンに求めていたのは、光を遮ることだけじゃなかった
使ってみて分かったのは、カーテンの役目が光を遮るだけではなかったことだ。
厚手の布に替えてから、日中の日差しによる車内の温度上昇がゆるやかになった。
音のほうは正直あまり期待していなかった。
周りの車のドアの音やアイドリング音は、布一枚でほとんど防げない。
遮音まで求めるなら耳栓のほうが効くというのが、今のところの実感だ。
いまは、車種専用サイズを一枚だけ足した
吸盤とマグネットと突っ張り棒を組み合わせて、それなりに落ち着いていたが、窓枠の角にできるわずかなすき間から、街灯の光が一筋だけ差し込むのが気になっていた。
結局、いちばん光が気になるフロントとリアだけ、車種専用サイズのカーテンを一枚買い足した。
ぴったり合う分だけ取り付けに手間はかかるが、すき間から漏れる光がなくなり、朝まで一度も落ちてこなくなった。
いまの一番の安心は、車内が真っ暗になったことより、外から見えないと分かったうえで眠れるようになったことだと思う。
最初の夜に感じていた落ち着かなさは、光の量よりも、見られているかもしれないという不安のほうが大きかったんだと、あとになって気づいた。
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