行動食 小分け|大袋を車の中で漁るのをやめたら、渋滞中のひと口が変わった
渋滞にハマるたびに、後部座席から「お菓子まだ?」の声が飛んできた。
大袋を開けて探しているうちに信号が変わって、結局あげそこねたまま次のサービスエリアまで我慢させていた。
大袋のままだと、渋滞中に何もできなかった
長距離移動の途中、後部座席から「お菓子まだ?」と聞かれるたびに、僕は助手席の足元に転がった大きな袋を探っていた。
せんべいの袋、ナッツの袋、飴の缶。
どれも封を切ったままの状態で車に積んであって、渋滞にハマった瞬間に片手で開けて中身を取り出すのは思っていたより難しかった。
信号が変わって手を止め、次に気づいたときには子どもが飽きて別のことを話し始めている。
結局あげそこねたまま、サービスエリアの手前まで我慢させてしまうことが何度もあった。
探している間に、いつも「今じゃない」タイミングになっていた
原因は単純で、行動食を大袋のまま積んでいたことだった。
運転中は片手しか使えないし、助手席にいても揺れる車内で大袋の口を探り当てるのは意外と時間がかかる。
その数十秒の間に信号や車線変更が挟まって、結局「今渡すタイミングじゃない」に変わってしまう。
食べる側も、欲しいと思った瞬間にもらえないと、案外すぐに興味が逸れてしまうものだと気づいた。
前の晩に、行動食を小分けにしておくだけにした
試しに、出発前夜のうちに翌日食べる分だけを小さな袋に仕分けておくようにした。
ナッツはひとつかみ分、せんべいは二枚ずつ、飴は五個ずつという具合に、封を切った状態のものを一口サイズの袋に移し替える。
これだけで、渋滞中でも片手で袋をひとつ掴んで後ろに渡すだけの作業に変わった。
探す時間がなくなった分、欲しいと言われてから渡すまでが数秒で終わるようになった。
ジップ袋と携帯ゴミ入れをセットで積むようになった
小分けに使う袋は、繰り返し洗って使えるスライドジッパーのものと、ナッツやドライフルーツ用の小袋を場面で使い分けている。
封を切ってしまったお菓子は湿気るのも早いので、密閉できる袋に移すこと自体が保存の面でも都合がよかった。
もうひとつ変えたのが、食べ終わった袋やゴミをその場で放り込める小さなポーチを座席の間に置くようにしたこと。
これのおかげで、車内に空袋が転がったままになることがなくなった。
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小分けにしてから、渋滞のイライラが減った
やったことは、大袋を家で小さな袋に移し替えただけ。
それだけなのに、車内で「ちょっと待って」と言う回数が目に見えて減った。
道具を買い替えたわけではなく、前の晩に五分かけて仕分ける手間を先出ししただけで、渋滞中の数十秒が変わる。
次のドライブからは、行動食は大袋のまま積まないと決めている。


