クーラーボックスから車載冷蔵庫に替えたら、氷を買う手間が無くなった|電気を使う保冷、四つの条件で迷った話
氷を買うためだけに、コンビニへ寄る回数を数えたら年に十回を超えていた。
クーラーボックスは悪くない。
でも「氷を切らさない」係を毎回自分が担当し続けているのが正直しんどくなってきた。
氷を買うためだけに、コンビニへ寄る回数を数えたら年に十回を超えていた。
連泊のたびに、朝いちばんの用事が氷の買い足しだった。
クーラーボックスは悪くない。
でも「氷を切らさない」という係を、毎回自分が担当し続けているのが正直しんどくなってきた。
クーラーボックスと車載冷蔵庫は、そもそも仕組みが違う
クーラーボックスは、入れた氷や保冷剤が「持っている冷たさ」を使い切るまでの道具だった。
断熱材でどれだけ守っても、冷やす力そのものは外から持ち込んだ分しかない。
車載冷蔵庫は電気で冷やし続ける道具で、電源がある限り理屈の上では冷たさが切れない。
氷を作る手間も、溶けた水を気にする手間も要らない。
そのかわり、電気という別の条件が増える。
迷ったのは四つの条件だった
買う前に比較して、結局はこの四つで機種を絞った。
容量=大きいほど便利に見えるが、車載できる場所は決まっている。
荷室の隅に置ける寸法かどうかを先に測ってから容量を見たほうが早い。
電源の取り方=シガーソケットのDC12Vだけで動くものと、家庭用コンセントのAC100Vにも対応するものがある。
出発前に家で予冷したいなら、AC100V対応のほうが自由度が高い。
静音性=コンプレッサー式は音が出る。
車内で寝る前提なら、静音をうたう機種でもレビューの「音」の書き込みを先に読んでおいたほうがいい。
温度の下限=冷蔵だけでいいのか、冷凍まで使いたいのかで選ぶ機種が変わる。
氷そのものを作れる機種なら、行きは冷蔵で使って帰りだけ冷凍に切り替える、という使い方もできる。
電源は「積みっぱなし」を前提に考えた
クーラーボックスと違って、車載冷蔵庫は走行中も電気を食い続ける。
キーを抜くと切れるソケットと、通電したままのソケットがあるのは以前も書いた通りで、車中泊で一晩つけっぱなしにするなら、そのソケットがどちらの種類かを先に確認しておく必要がある。
バッテリーが上がって朝エンジンがかからない、という話は冗談ではなく実際に聞く。
連泊で長く使うなら、ポータブル電源と組み合わせる前提で容量を決めたほうが安心できる。
氷を買わなくなって、変わったのは時間だった
いちばん変わったのは涼しさより先に、朝の時間の使い方だった。
氷を探して走り回る三十分がまるごと浮いて、そのぶん朝食の支度に回せるようになった。
クーラーボックスを手放したわけではなく、日帰りや短い一泊はいまも氷で足りている。
連泊のときだけ車載冷蔵庫を積む、という使い分けに落ち着いた。
道具を増やすことに最初は迷いがあったが、増やしたのは荷物ではなく、氷を心配しなくていい時間のほうだったと思っている。
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