Claude Codeのスクラッチパッドとは|消えるこの場所に、僕は同じスクリプトを何度も書いていた
週1本の投稿スクリプトを、僕は同じ場所で3回も作り直していた。
原因は腕前ではなく、置き場所だった。
同じスクリプトを、もう3回書いた気がする
このサイトには「まる子ライフ」という、うちの犬の日記ブログがある。
週1本、AIに過去のInstagramキャプションをもとに記事を組み立てさせていて、その投入用のPHPスクリプトを毎週のように新しく作っている。
最初は気のせいだと思っていた。
でも記録を見返したら、8月16日の投稿で「前回のスクリプトがディスクに残っていなかったので、今回また作った」と書いていて、8月30日にも「今回はスクリプトを残さず消える前提にしたので、次回また作り直しが必要」と書いていた。
9月6日はさらに紛らわしくて、ファイルは残っていたのに中身が3週も前のものだった。
消えていたのは、消えていい場所だったから
原因を調べて分かったのは、AIエージェントが作業用に使う「スクラッチパッド」という一時フォルダの仕組みだった。
セッションごとに専用のフォルダが用意され、そこで下書きのスクリプトや中間ファイルを自由に作っていい。ただし次のセッションが始まると、そのフォルダはもう無い。
設計としては理にかなっている。
毎回のセッションで溜まり続けるゴミを、誰かが掃除しなくても勝手に片付いてくれる場所。実際、Claude Codeを使っていて一時ファイルで/tmpが膨らんだという話も見かけたくらいで、消えること自体はむしろ助かる人のほうが多いはずだ。
僕がひっかかったところ
問題は、僕がそこに「消えてほしくないもの」を置いていたことだった。
投入スクリプトはそのセッション限りの下書きではなく、毎週同じ形で使う道具だ。道具をゴミ箱に置いて、毎回ゴミ箱から出し入れしていたようなものだと思う。
しかも消えたこと自体には毎回気づいていた。気づいた上で「今回も作ればいい」と、その場では効率の問題として処理していた。
3回目でようやく、効率の問題ではなく置き場所の問題だと気づいた。
で、僕はどうするか
答えは単純で、使い捨てるものと使い続けるものを、最初から別の場所に置くようにした。
その場限りの確認用スクリプトはスクラッチパッドのままでいい。むしろ毎回きれいに消えてくれたほうが都合がいい。
一方で、毎週使う投入スクリプトやひな形は、プロジェクトの`_docs/tools/`のような、セッションをまたいで残る場所に置き直した。
当たり前のことを書いている自覚はある。
ただ、AIに作業を任せていると「今回もまたゼロから作ってもらえばいい」が通ってしまう場面が増える。人に頼むときなら絶対に気づく無駄に、AI相手だと3回も気づかなかった。
効率がいいかどうかの前に、まず置き場所を見るようにしている。
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