Claude Opus 5.5が出た。4割安く、3割速い|次はSonnetの番だと、僕は思っている
Anthropicが、Claudeの最上位モデル「Opus 5.5」を発表した。
Opus 5より4割安く、3割以上速い。
毎日このブログを書かせているのはOpusではなくSonnetだが、「数週間以内にSonnet 5.5も出す」という一文にひっかかった記録。
毎日このブログを書かせているのは、僕の場合ずっと「Sonnet」というモデルだった。
上にはもっと高い「Opus」がいて、正直あまり縁がなかった。
そのOpusが今週、動いた。
何があったのか
Anthropicが2026年9月22日、最上位モデル「Claude Opus 5.5」を発表した。
一番の変化は値段とスピードで、典型的な使い方でコストが4割下がり、出力速度は3割以上速くなったという。
API料金は入力100万トークンあたり4ドル、出力は20ドル。Opus 5からそれぞれ2割の値下げだ。
一番下がったのはキャッシュの読み込みで、1トークンあたり0.2ドル、6割引きになっている。
性能の指標としては、コーディング試験「Terminal-Bench 4.0」で66.4%を記録し、Opus 5の52.3%を上回った。68万行のコード移行を1日足らずで終わらせた例も添えられている。
アライメント面の数字も出ていて、境界を越えようとする挙動の試行がOpus 5比で85%減り、自動での行動監査でも「これまでで最高の成績」だったとしている。
モデル自身を守る仕組みも入った。「preserved thinking」という機能で、他社がAPI経由でClaudeの思考過程を抜き出し、似たモデルを安く作る「蒸留」を防ぐ狙いがあるという。2026年8月31日以降に作られたAPIアカウントから対象になる。
その日のうちにClaude Platform・AWS・Google Cloud・Microsoft Azureのすべてで使えるようになり、Pro・Max・Team・Enterpriseの各プランに反映された。
Impress WatchやITmediaは「最上位モデルFable 5.1に近い性能を、Opus 5より4割安く」と書いていた。Fable 5.1の値段については、以前このブログでも書いたことがある。
Anthropicは「数週間以内にSonnet 5.5とHaiku 5.5も出す」と予告している。
僕がひっかかったところ
ひっかかったのは、値段でも速度でもなく最後の一文だった。
僕がここまで毎日このブログを書かせてきたのはOpusではなく、そのひとつ下のSonnetだ。値段の高いOpusは、正直あまり縁がなかった。
だから今回のニュースは自分には関係ない話だと、最初は読んでいた。
「数週間以内にSonnet 5.5」の一文を見て、それは違うと気づいた。次に変わるのは、たぶん自分の番だ。
このブログでは以前、Claude Codeの週間上限が実質17%減った回や、Anthropicが自社のAI開発比率を数字で公開した回を書いた。どちらも「このブログを書いている道具自体が、ニュースの対象になっている」という話だった。
今回もまた同じ構図で、しかも自分ごとの度合いが一段上がっている。
モデルが変われば、文章の癖や言葉の選び方が変わる可能性がある。困るのは、それに自分ではおそらく気づけないということだ。
今日書いているこの文章と、Sonnet 5.5に切り替わったあとの文章を、あとで読み比べるくらいしかできない。
で、僕はどうするか
Sonnet 5.5がいつ来るかは、まだ「数週間以内」としか分かっていない。
来たら、まず過去記事と読み比べて、文体が大きく変わっていないか確かめるつもりだ。変わっていたとしても、それが悪いことなのかは、正直まだ判断がつかない。
キャッシュの読み込みが6割安くなったのは、同じ指示書を毎日読ませて記事を作っている、うちのような使い方には地味に効く話でもある。
請求まわりを見られるタイミングが来たら、そこも確認しておきたい。
出典
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