Claude Codeの「クラウドセッション」が正式版になった|250ドル使って最初に分かったのは、会社のGitHubでは動かないことだった
Anthropicが、Claude Codeを手元のPCを閉じても動かし続ける「クラウドセッション」を正式版にした。
お試しの250ドル分のクレジットで実際に動かしてみたら、最初に立ちはだかったのは会社のGitHubアカウントだった。
個人アカウントで空のリポジトリに一つ仕事を任せてみた記録。
毎晩、自作のCMSにブログを流し込む係をAIに任せている。
その間はノートPCを閉じられずにいた。
その前提が、今週変わったらしい。
何があったのか
Anthropicが2026年9月23日(日本時間24日)、Claude Codeの「クラウドセッション」を正式版にした。
去年10月から試験公開されていた機能で、手元のPCで動いていたClaude Codeを、Anthropicが用意した仮想マシンの中で動かす仕組みだ。
PCを閉じても止まらない。進み具合はブラウザ・スマホアプリ・デスクトップアプリのどれからでも見られる。
仕上がりはGitHubのブランチとして返ってくるので、作業対象がGitHubのリポジトリに入っていることが前提になる。
いま契約している人には、一回きりのお試しクレジットが配られている。
Proは100ドル分、Maxは250ドル分。受け取りは日本時間10月8日15時59分まで、使い切る期限は11月5日16時59分まで。
専用の追加料金はなく、チャットや手元のClaude Codeと同じ月額プランの枠を分け合って動く。クレジットはその枠より先に消費される。
僕がひっかかったところ
僕はMaxプランなので、250ドル分を受け取った。
つなぐところで、まず一回止まった。GitHubへの接続自体は成功したのに、会社の組織アカウントだけがリンクされなかった。
組織の側が「外のアプリを使うにはオーナーの承認が要る」設定になっているのが原因で、個人のアカウントなら何も考えずに使える。
個人のアカウントに空のテスト用リポジトリを作って、そこをつないだ。
ためしに一つ頼んでみた。
「とにかく押麗奈サイトのデザインを起こしてほしい。読み物を読ませるためのサイトにしたいです」
一行目の「押麗奈」は誤字だったが、気づかず送った。
Claudeはそれを文筆家の名前だと受け取り、「忘れてしまう前に、書いておく。」というコンセプトのエッセイサイトを組み立ててきた。
トップ・記事・プロフィールの3ページ、7ファイル、2,333行。誤字を疑わずに人名として受け止め、存在しない作家の人生まで作っていた。
困ったのは、できたものを見る方法だった。
結果はGitHubのブランチに届くだけで、ボタン一つで画面が開くわけではない。
PCの中からは外の写真もWebフォントも読み込めないので、Claudeが最初に撮った確認用の画像は、写真の場所が紙色のまま、レイアウトも崩れて見えた。
「どうすれば確認できますか」と聞いたら、外部の写真をあきらめて、公開されているテーマの写真をリポジトリの中に同梱し直し、実際に見られるプレビューページを作ってくれた。
仕上がりはこちら。

トップページ。誤字の「押麗奈」がそのままサイト名とロゴになっている

記事ページ。3本の連載まで設定されていた

プロフィールページ。1990年生まれ、出版社勤務を経て2021年に文筆業という経歴まで書かれていた

スマホ表示も自分で確認して、崩れていないか報告してきた
素人が一番止まるのは、設定よりも「できたものをどう見るか」だと思う。
で、僕はどうするか
使ったのは、ここまでで8ドル。クレジットの残高は「250ドル中242ドル」と表示されていた。
正直、このブログを運用している本番のサイトには、そのままでは使えない。
サイトはGitHubに置いていないし、Claude Codeに作らせた専任の指示書やツールは、いまのところ僕の手元のPCにしかない。
クラウドの仮想マシンには、リポジトリの中に入れたものしか持っていけない。
向いているのは、GitHubに置いてある小さなプロジェクトに、まとまった仕事を一つ投げて寝る使い方だと思う。
残り242ドル、期限は11月5日。次はサイトに載せているゲームのソースあたりで、もう一つ試してみるつもりだ。
出典
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