何度でもやり直せる。バージョン管理というセーブポイント
書き換えて、壊して、昨日の状態に戻す。
ゲームのセーブ機能が、ものづくりの世界にもあります。
ゲームで強敵に挑む前には、セーブしますよね。
負けても、セーブ地点からやり直せば済むので、思い切って挑める。
プログラミングの世界には、これとそっくりの仕組みがあります。
バージョン管理と呼ばれていて、有名な道具の名前はGitです。
セーブの積み重ねが歴史になる
作業の区切りごとに、その時点の全ファイルの状態を記録していきます。
「検索機能を追加した」「文言を直した」と、ひとことメモを添えて。
すると、いつでも任意のセーブ地点に戻れるし、いつ何を変えたかの歴史が全部残る。
大胆な改造で全部壊しても、昨日の自分が救ってくれます。
このサイトの開発も、セーブポイントを打ちながら進めています。
壊すのが怖くなくなると、試せる回数が増えて、結果として上達が速くなる。
ファイル名_最終版_2.xlsx への処方箋
この仕組み、プログラミング以外でも役に立ちます。
「企画書_最終版_修正2_これが本当の最終.xlsx」みたいなファイル名の増殖は、誰でも見覚えがあるはず。
あれは人力のバージョン管理が破綻している姿です。
道具に任せれば、ファイルは常に1つで、歴史は裏側に整然と積まれる。
文章書きにもデザイナーにも広がってほしい文化だと、わりと本気で思っています。