2026.09.23 泊まれる場所4,223 立ち寄りスポット59,693 営業中を確認したキャンプ場1,005 note を読む

カメムシ対策は侵入経路を塞ぐのが先|玄関より先に、窓のゴムパッキンと洗濯物を疑う

取り込んだ洗濯物をたたんでいたら、タオルの下から茶色い虫が歩き出てくる。
秋によくある話で、つぶさずに外へ出し、入ってくる隙間を減らすのが先だ。

取り込んだ洗濯物をたたんでいたら、タオルの下から茶色い虫が歩き出てくる。
カメムシだ。
秋になると、こういう話をよく聞く。

年によって、特に多いと感じることもある。
調べてみると、多い年にははっきりした理由があった。

カメムシが多い年には理由がある

越冬したカメムシの数は、地域によっては平年のおよそ3倍という調査結果もあるらしい。
暖冬で冬を越す個体が減りにくかったこと、スギやヒノキの実が豊作でエサに困らなかったこと、春先の気温が高めだったことが重なったのが原因とされている。
多い年には果樹への被害について注意報が出ることもあり、庭先の一匹の話にとどまらない。

秋になると、成虫がエサを求めて人里まで降りてくる。
気温が下がり始めるこの時期は、暖かい室内を越冬場所として探しに来るタイミングとも重なる。
洗濯物についてくる一匹も、たぶん偶然ではなく、時期どおりの行動だ。

侵入経路は、窓や玄関の「小さな隙間」だった

カメムシは体を平たくつぶして、数ミリの隙間からでも入り込んでくる。
窓のサッシのゴムパッキンが劣化して薄くなった部分、網戸と窓枠の間のわずかな隙間、玄関ドアの下端のすきまあたりが定番の侵入口らしい。

古い窓だと、ゴムパッキンの角が少しめくれていることがある。
普段は気にも留めない場所だけど、カメムシからすればそこは立派な入口だ。
洗濯物についてくるパターンも多いようで、外に干していたタオルにたまたま止まっていた一匹が、そのまま家の中まで運ばれてくる。

つぶさずに追い出す、しかない

カメムシの最大の特徴は、刺激すると強烈な匂いを出すことだ。
叩いたりつぶしたりすると、その瞬間に部屋中に匂いが広がる。
触れずに、驚かせずに外へ出すのが基本になる。

やり方はいくつかあるけど、手軽なのはペットボトルを使う方法だ。
上のほうを切って口を大きくしたペットボトルを、カメムシの上からそっとかぶせる。
下から厚紙を差し込んで底をふさぎ、そのまま外まで運んで逃がす。
ガムテープの粘着面をそっと近づけて貼り付けて運ぶ方法もあるらしいけど、粘着力が強いテープだと逆に暴れて刺激してしまうことがあるので、僕ならペットボトルを選ぶ。

見つけてから対処するより、入れないほうが早い

一匹ずつ丁寧に外へ出す作業を秋の間ずっと続けるのは、正直しんどい。
見つけてから対処するより、そもそも入ってこられる隙間を減らすほうが、手間としては早い。

ゴムパッキンがめくれている窓には、隙間テープを貼るといい。
防音・防寒用として売られているものだけど、隙間を物理的にふさぐという意味では虫対策にもそのまま効く。
厚みのあるタイプを選ぶと、サッシの開け閉めで擦れて剥がれにくい。

もう一つ、玄関まわりと網戸の縁にハッカ油スプレーを吹いておく手もある。
カメムシは特定の匂いを嫌う性質があるとされていて、ハッカ油のミントの香りもその一つらしい。
無水エタノールと水で薄めてスプレーボトルに入れるだけなので手間はかからないけど、匂いは時間がたつと薄れるので、思い出したときに吹き直す。
洗濯物を外に干したときは、取り込む前に一度パタパタとはたいておくと持ち込みにくい。

秋のカメムシは、駆除するというより「侵入経路を塞ぐ」「持ち込まない」の二段構えで付き合うものらしい。
タオルの下から一匹出てきたら、家のどこに隙間があるかを見て回るきっかけにしてほしい。

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