荷室に直接積むのをやめた。箱を三つに決めたら、出発前の30分が返ってきた
道具を減らすより、入れ物を決めるほうが効いた。
用途で分ける、硬いのと畳めるのを混ぜる、積み重ねられるかを見る。
出発の朝、いちばん時間を食っていたのは支度ではなく積み込みだった。
あれはどこだ、これは入れたか、と何度も家と車を往復する。
三十分くらいは平気で溶けていた。
直したのは道具の量ではなく、入れ物のほうだった。
箱を三つに決めて、中身の担当を固定した。
それだけで往復がほとんどなくなった。
1. 箱は「使う場面」で分ける
僕の場合は、火まわり(バーナー・燃料・着火道具)、食まわり(調理器具・食器・調味料)、寝まわり(マット・寝袋・着替え)の三つにした。
迷ったら、使うタイミングが同じものを同じ箱に入れる。
大きさで分けると、探すときに結局ぜんぶ開けることになる。
この分け方の良いところは、行き先に合わせて減らせることだ。
日帰りなら寝まわりの箱を降ろすだけで済む。
2. 硬い箱と、畳める箱を混ぜる
全部を頑丈なプラスチック箱にすると、帰りが困る。
中身が空になっても体積が変わらないからだ。
畳めるソフトタイプをひとつ混ぜておくと、帰り道の荷室が広くなる。
硬いほうは、蓋の上に座れる強度のものを選ぶと得をする。
設営中の腰かけにも、簡易のテーブルにもなる。
耐荷重が書いてある商品なら、そこを見て選べばいい。
3. 積み重ねられるかを、必ず確認する
スタッキング対応の箱は、蓋に凹みがあって上の箱がずれない。
走行中に崩れないのは、この形のおかげだ。
同じシリーズで足していくほど噛み合いが良くなるので、増やすときは揃えるのが結局いちばん安く済む。
容量の目安も書いておく。
二人で一泊なら、50L前後をふたつと、小さめをひとつで足りている。
70Lは入るけれど、満載にすると一人では持ち上がらない。
重い箱を下に、軽い箱を上に積む。これだけで積み下ろしが楽になる。
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道具を買い足すより、入れ物を決めるほうが効いた。
出発前の三十分が戻ってくると、行き先を少しだけ遠くまで伸ばせる。


