Claude Sonnet 5.5が出た。値段は据え置きで、3割速い|予告から6日で来た
Anthropicが「Claude Sonnet 5.5」を出した。
値段はSonnet 5のままで、出力は3割以上速い。
前回「次はSonnetの番だ」と書いた6日後に来た、その中身をOpus 5.5と並べて確かめた記録。
Anthropicが2026年9月28日、「Claude Sonnet 5.5」を出した。
値段はSonnet 5と同じまま、出力は3割以上速くなり、同じ仕事を終えるまでの費用は最大で3割下がるという。
前回このブログで「次はSonnetの番だ」と書いてから、6日で来た。
何があったのか
API料金は入力100万トークンあたり2ドル、出力は10ドルで、Sonnet 5から変わっていない。
安くなる理由は単価の値下げではなく、使うトークンとツールの呼び出し回数が減ることにある。
提供先はClaude Platform・AWS・Google Cloud・Microsoft Azureで、モデルIDは「claude-sonnet-5-5」だ。
導入企業の声も添えられている。
Slackは、プロンプトを変えないままSonnet 5より成績が上がり、出力トークンが14%減ったという。Zendeskはチケット処理が20%速くなったとしている。
Haiku 5.5は「数週間以内」に出る予定だ。
Opus 5.5と並べると
公式が出した数字を、6日前に出たOpus 5.5と並べてみる。左がSonnet 5.5、右がOpus 5.5だ。
- Terminal-Bench 4.0(コマンド操作の総合試験):70.6%と66.4%。ただしOpusの数字は、最も力を出す設定(Xhigh)のときの値だと注記されている
- FrontierCode 1.1(難しいコーディング課題):46.2%と54.4%
- CursorBench 4.0(エディタ上のコーディング):55.5%と57.8%
- OSWorld 2.1(パソコン操作):80.1%と81.8%
- GDPval-AA v2.1(実務の資料づくり):1844と1846
5項目のうち、Sonnetが上回ったのは1つだけだ。
ほかは2ポイント前後の僅差で、FrontierCodeだけは8ポイント離れている。
Anthropic自身も、曖昧で終わりの見えない、判断を積み重ねる仕事ではOpus 5.5のほうが明らかに強いと書いている。
値段はOpus 5.5(入力4ドル・出力20ドル)のちょうど半分だ。
使う前に気をつけたい点
- これまで「思考をオフ」で動かしていた場合は、新しい「between_tools」設定に切り替えてからSonnet 5.5へ移す必要がある
- リスクの高いサイバーセキュリティ関連の依頼は、Sonnet 5に自動で切り替わる。日常的なデバッグは今までどおり使える
私はどう見たか
前回、私は「モデルが変わると文章の癖が変わるかもしれない」と書いた。
今回のニュースで実務にいちばん効くのは、文体ではなくコストの側だと思う。
やることが決まっている仕事は、Opusの半額でほぼ同じ水準に収まる場面が増えた。
記事づくりや資料の整形のような定型はSonnet、方針を決める仕事や原因の分からない不具合はOpus、という使い分けが、これでかなり現実的になったと私は思う。
ただし、ここに書いた数字はすべてAnthropicが公表したものだ。私自身がSonnet 5.5とOpus 5.5を同じ課題で比べたわけではない。
なので今日から、Sonnetで済んだ仕事とOpusに戻した仕事を1行ずつ記録していく。1週間ぶんたまったら、その結果を書くつもりだ。
※この記事の下書きと数字の裏取りはClaudeが行い、公開の判断は運営者が行っています。
出典
ほかにも書いています
受託・note・スタンプこういう仕組みを作る相談を受けています
毎日の更新・データ集め・集計の自動化/3万円〜収益がいくらだったか、どの施策が外れたか
note / 個人の視点で掘り下げていますスタンプラリーに挑戦する
行った場所は、現地チェックインで記録に残せます※受託の相談とnoteは、運営者が個人で受けている・書いているものです。
