OpenAIが自社エージェント基盤をAPIとして公開した|同時実行数のデフォルトは3、僕は25まで増やして困っていた
9月10日、OpenAIが自社Codexのエージェント基盤をAgents APIとして公開ベータ開始した。
サブエージェントの既定の同時実行数は3。数を増やして困った経験と重なった。
自分のCMSに専任のサブエージェントを増やしていって、多すぎて困った話を前に書いた。
同じ結論に、OpenAI側も先にたどり着いていたらしい。
何があったのか
2026年9月10日、OpenAIがAgents APIの公開ベータを開始した。
中身は、自社のCodexが使っているエージェント基盤そのものを、API呼び出し1本の向こうに隠して貸し出す、というものだった。
設計は4つの部品でできている。
Agent(モデル・指示・使える道具)、Environment(コードを動かしファイルを触るための箱、任意)、Session(作業を続ける実体)、そしてやり取りを流すイベント。
箱の用意はOpenAI側のサンドボックス・自前のサーバー・提携先9社のサンドボックスから選べるが、「箱を用意しない」という選択肢は無い。
追加料金は無く、トークンと道具の利用分・コンテナの稼働時間ぶんが請求される。
サブエージェントを並列で走らせる機能もあり、既定の同時実行数は3、設定で変えられる。
僕がひっかかったところ
同時実行数がデフォルトで3に絞られていたことに、いちばん目が止まった。
僕は係を25個まで増やして、多すぎて困った。
向こうは最初から「際限なく並べていい」とは作っていない。
数を増やす前に上限を決めておく、という順番のほうが先にあった。
もうひとつは、箱を用意しない選択肢が無いことだった。
同じ日の午後に書いたAnthropicの件は、隔離の設定を間違えたところから広がっていた。
隔離を省略できる近道そのものを、最初から塞いでおく設計に見える。
で、僕はどうするか
自分の運用にも、この2つを先に足しておきたい。
サブエージェントを増やすときは、同時に何個まで動かしていいかを先に数字で決めておく。
隔離を「今回は急ぐから省く」と言い出せない仕組みを、性格に頼らず先に作っておく。
できてから制限をかけるのではなく、制限のほうを先に作った側の見え方を、覚えておこうと思った。
出典
ほかにも書いています
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