2026.09.15 泊まれる場所4,223 立ち寄りスポット46,522 営業中を確認したキャンプ場1,005 note を読む

OpenAIが自社エージェント基盤をAPIとして公開した|同時実行数のデフォルトは3、僕は25まで増やして困っていた

9月10日、OpenAIが自社Codexのエージェント基盤をAgents APIとして公開ベータ開始した。
サブエージェントの既定の同時実行数は3。数を増やして困った経験と重なった。

自分のCMSに専任のサブエージェントを増やしていって、多すぎて困った話を前に書いた。
同じ結論に、OpenAI側も先にたどり着いていたらしい。

何があったのか

2026年9月10日、OpenAIがAgents APIの公開ベータを開始した。
中身は、自社のCodexが使っているエージェント基盤そのものを、API呼び出し1本の向こうに隠して貸し出す、というものだった。

設計は4つの部品でできている。
Agent(モデル・指示・使える道具)、Environment(コードを動かしファイルを触るための箱、任意)、Session(作業を続ける実体)、そしてやり取りを流すイベント。
箱の用意はOpenAI側のサンドボックス・自前のサーバー・提携先9社のサンドボックスから選べるが、「箱を用意しない」という選択肢は無い。
追加料金は無く、トークンと道具の利用分・コンテナの稼働時間ぶんが請求される。
サブエージェントを並列で走らせる機能もあり、既定の同時実行数は3、設定で変えられる。

僕がひっかかったところ

同時実行数がデフォルトで3に絞られていたことに、いちばん目が止まった。
僕は係を25個まで増やして、多すぎて困った。
向こうは最初から「際限なく並べていい」とは作っていない。
数を増やす前に上限を決めておく、という順番のほうが先にあった。

もうひとつは、箱を用意しない選択肢が無いことだった。
同じ日の午後に書いたAnthropicの件は、隔離の設定を間違えたところから広がっていた。
隔離を省略できる近道そのものを、最初から塞いでおく設計に見える。

で、僕はどうするか

自分の運用にも、この2つを先に足しておきたい。
サブエージェントを増やすときは、同時に何個まで動かしていいかを先に数字で決めておく。
隔離を「今回は急ぐから省く」と言い出せない仕組みを、性格に頼らず先に作っておく。
できてから制限をかけるのではなく、制限のほうを先に作った側の見え方を、覚えておこうと思った。

出典

まる子パパ

まる子パパ

会社員。受託開発のエンジニアで、その前は寿司職人・長距離運転手・農業。 技術ブログは、キャンプの合間に踏んだバグと、AI・Web開発の運用の失敗を書いています。 このサイト自体が、開発に携わっているCMS「コンテナ」の稼働中の実例です。 このサイトについて

ほかにも書いています

note・スタンプ

※noteは運営者が個人で書いているものです。

技術ブログ一覧へ戻る