2回目に開くと速いのはなぜか。キャッシュという作り置き

初回はもたつくのに、2回目はさっと開く。
裏で効いているのは、冷蔵庫の作り置きと同じ知恵です。

初めて開くサイトは少しもたつくのに、2回目はさっと表示される。
あれはブラウザが、1回目に受け取った画像やデザインの指示書を手元に保存しておいて、2回目はそれを使い回しているからです。
この作り置きの仕組みをキャッシュと呼びます。

あちこちにある作り置き

キャッシュはブラウザの中だけでなく、Webの経路のあちこちにいます。
サーバーの手前で人気ページを作り置きしておく係、世界各地に写しを置いて近くから配る係。
どれも狙いは同じで、同じ料理を毎回ゼロから作らない、です。

週末のキャンプ飯で、下味をつけた肉を家から持っていくのと同じ発想ですね。
現地の手間が減るほど、提供は速くなる。

作り置きの副作用

便利な反面、古い作り置きが出てきてしまう事故もあります。
サイトを更新したのに、見に行くと前のままに見える。
あれはたいてい、手元のキャッシュが古い版を出し続けているだけです。

そんなときの合言葉が、強制再読み込み。
パソコンならCtrlキーを押しながら再読み込みボタンで、作り置きを捨てて最新版を取り寄せられます。
「更新したのに変わらない」と誰かに相談される前に、まずこれを試してみてください。
Web制作者が人生で最も多く口にする呪文のひとつです。

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