おしゃれな薄いグレーの文字が、誰かを閉め出している
背景と文字の明暗差、コントラストの話。
かっこよさと読みやすさがぶつかったら、僕は読みやすさを取ります。
白い背景に、薄いグレーの文字。
たしかに上品でおしゃれに見えます。
ただ、その組み合わせが読めない人が、想像よりずっと多くいます。
コントラストという物差し
背景色と文字色の明暗差をコントラストと呼びます。
若くて視力のいい人は、差が小さくても読めてしまう。
年齢を重ねた目、弱視の目、直射日光の下のスマホ画面では、同じ文字がすっと消えます。
晴れた日のキャンプ場でスマホを見たとき、画面が読めなくて日陰を探した経験はないでしょうか。
あの状態が、薄い文字だと常時発生するわけです。
数値で決める
幸い、コントラストには国際的な基準値があって、2色を入れると合否を判定してくれる無料ツールがいくつもあります。
感覚で薄くしすぎない。数値で担保する。
デザインのかっこよさは、そのあとで工夫すればいい。
このサイトの本文も、背景との明暗差を基準クリアまで濃くしてあります。
おしゃれ枠は見出しや飾りに任せて、本文は全員に届く濃さで。
それが読み物サイトの礼儀だと思っています。