画像につける、目に見えない説明文の話
alt属性という、普段は表示されない一文。
誰のために書くのかを知ると、Webが少し立体的に見えます。
Webページの画像には、画面に表示されない説明文を仕込む場所があります。
alt属性と呼ばれる一文で、たとえば「夕暮れの湖畔でくつろぐチワワ」のように書いておく。
普段は誰の目にも触れません。
誰が読んでいるのか
まず、目の不自由な人が使う読み上げソフトが読みます。
altが書いてあれば「夕暮れの湖畔でくつろぐチワワ、の画像」と音声で伝えられる。
書いていなければ、そこに何があるのか全く伝わりません。
検索エンジンも読んでいます。
機械は写真の中身を完全には理解できないので、altの文章が画像の身分証になる。
画像検索であなたの写真が見つかるかどうかは、この一文にかかっています。
それと、電波の細い場所で画像が読み込めなかったとき。
画像の代わりにaltの文字が表示されます。
山の上でこのサイトを開いた人への、最後のセーフティネットでもあるわけです。
書き方のコツ
コツは、電話口で相手にその写真を説明するつもりで書くことです。
「画像」「写真です」だけでは何も伝えていない。
「まる子」よりも「テントの前で寝落ちしたチワワ」のほうが、届く相手が増えます。
見えない場所の一文に手を抜かない。
地味ですが、僕はこういうところにサイトの人柄が出ると思っています。