デザインの上手い下手は、余白でだいたい決まる

何かを足すより、間を空ける。
素人っぽさの正体は、要素ではなく余白にあります。

自分で作ったページが、なぜか素人っぽい。
色もフォントも悪くないのに、どこか窮屈で安っぽい。
その原因は、たいてい余白です。

詰めたくなる心理

作る側は、画面の空きスペースがもったいなく感じます。
空いているなら文字を大きく、写真をもう1枚、と埋めたくなる。
僕も最初のころは、画面を情報でみっちり埋めていました。

読む側の感覚は逆です。
要素と要素の間が詰まっていると、どこからどこまでがひと塊なのか分からず、読む前に疲れる。
高級ホテルのロビーとぎゅうぎゅうの物置、落ち着くのはどちらかという話です。

余白はグループ分けの道具

余白には、関係の近さを伝える役割があります。
見出しと本文の間は狭く、話題と話題の間は広く。
それだけで、線や枠で囲まなくても、情報のまとまりが目に飛び込むようになります。

テントサイトのレイアウトと同じですね。
テーブルと椅子は寄せて、焚き火とテントは離す。
距離が関係を語ってくれる。

今日からできる練習

資料でもブログでも、完成したら要素を1つ減らして、その分の空白をそのまま残してみてください。
たいてい、減らした後のほうが伝わります。
足す勇気より引く勇気。デザインを学んで、僕がいちばん得した考え方です。

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