「縺薙s縺ォ縺。縺ッ」の正体。文字化けはなぜ起きるのか

あの呪文は、壊れているのではなく読み方の間違い。
文字が番号で保存されている、という話から始めます。

古いメールやファイルを開いたら、「縺薙s縺ォ縺。縺ッ」のような謎の文字列が出てきた。
いわゆる文字化けです。
あれは壊れているのではなく、読み方を間違えているだけだったりします。
ちなみに冒頭の呪文の正体は、こんにちは。

文字は番号で保存されている

コンピュータは文字をそのまま保存できず、すべて番号に変換して記録しています。
「あ」は何番、という対応表を使うのですが、この対応表が歴史的な事情で何種類もあるんです。
UTF-8やShift_JISという名前を、どこかで見かけたことがあるかもしれません。

書いた側と読む側で違う対応表を使うと、番号が別の文字に翻訳されて、あの呪文が生まれます。
暗号ではなく、翻訳事故です。

現代はほぼ一本化

いまはUTF-8という対応表に世界中がほぼ統一されて、文字化けはだいぶ絶滅に近づきました。
それでも古いファイルや古いシステムの周辺では、いまも時々出土します。
遭遇したら、壊れたと慌てずに、開くソフトの文字コード設定を変えてみてください。
たいていはそれで、呪文が日本語に戻ります。

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