保冷剤と氷、夏の連泊でどっちを入れるか。日数で答えが変わった

一泊なら氷でいいと思っていた。
二泊目の朝に、その考えが少し甘かったと分かった。

八月の連泊で、二日目の昼にクーラーボックスを開けたら、中がぬるい水になっていた。
肉のパックが浮いている。
前の晩に見たときはまだ氷の塊が残っていたので、油断していた。
箱が悪いのかと思ったけれど、中身の選び方の問題だった。

氷は、溶けたあとが仕事をしない

氷にはいいところがある。
どこでも手に入るし、隙間にいくらでも詰められる。
溶けた水は飲めるし、手を洗うのにも使える。
一泊なら、正直これでほとんど足りる。

困るのは溶けたあとだ。
水になった時点で、それはもう冷たいだけの水で、外から入ってくる熱を受け止める力はほとんど残っていない。
しかも中で食材が水に浸かる。
袋に入れておかないと、パックの中まで水が回る。

板氷は溶けにくいけれど、そのぶん隙間なく詰めるのが難しい。
コンビニのロックアイスは詰めやすい代わりに、表面の数が多いぶん早く消える。
同じ氷でも、形で持ち方がまるで違う。

保冷剤は「何度で固まるか」で別物になる

ここを僕はずっと見ていなかった。
保冷剤には、氷とだいたい同じ0度あたりで固まるものと、もっと低い温度で固まるものがある。
後者はよく氷点下タイプと呼ばれていて、凍らせると氷よりはっきり冷たい。

強いほうは、食材を凍らせてしまうことがある。
肉や魚を長くもたせたいときは頼りになるけれど、野菜や飲み物と一緒に密着させると、そちらが凍る。
レタスが凍ると、戻ったとき水っぽくてどうにもならない。

凍らせるのにも時間がいる。
強いタイプほど、家庭用の冷凍庫では固まるまでに丸一日かかることがある。
出発の朝に入れても間に合わない。
しかも数を揃えると冷凍庫の場所を食う。
ここは、道具というより家の都合で決まる部分だと思う。

金属の外装に入ったタイプも増えた。
濡れず、繰り返し使え、袋が破れて中身が漏れる心配もない。
そのぶん重い。
背負って歩く人には向かないけれど、車に積むなら重さはあまり問題にならない。

日数で、答えが変わる

いまの僕の使い分けはこうなっている。

一泊なら氷でいい。
現地で買えるし、溶けた水も使える。
凍らせておく手間もいらない。

二泊以上なら、保冷剤を土台にして氷を足す。
強いタイプを底に敷いて、その上に食材、いちばん上に普通の保冷剤か氷を置く。
冷たい空気は下に落ちるので、上に冷たいものを置くと箱の中が回る。
底だけに全部置くと、上の段がぬるくなる。

飲み物は別の入れ物にする。
これがいちばん効いた。
一日に何度も開け閉めするのは飲み物のほうで、そのたびに冷たい空気が全部逃げていた。
飲み物だけソフトタイプの保冷バッグに移してから、食材用の箱は二日目の夜まで開けなくてよくなった。

買う前に、冷凍庫を見てほしい

保冷剤を買うときにいちばん失敗しやすいのが、「入れる場所と凍らせる時間を計算していないこと」だと思う。
大きい保冷剤を四つ買っても、冷凍庫に二つしか入らなければ二つぶんの働きしかしない。
前日の夜に入れて翌朝に出発する使い方なら、半日で固まるサイズを複数持つほうが結局よく働く。

それから、帰ってすぐ洗って乾かすこと。
濡れたまま重ねると、次に開けたときに匂う。
この話は前に濡れたまま積んで帰るのをやめた回で書いた。

楽天で人気の保冷剤・保冷バッグ

ストアリンクにはアフィリエイト広告を含みます。
Amazonストアで愛用ギアをまとめて見る

PR本記事は楽天アフィリエイトのリンクを含みます。掲載しているのは楽天で人気の商品で、僕がすべてを買って比べたものではありません。

二日目の昼にぬるい水を見るのは、なかなかこたえる。
箱を買い替える前に、中に何を入れているかを一度見直すほうが早いと思う。

スタンプラリーに挑戦する 行った場所・気になる場所は、現地チェックインでスタンプに残せます。 みんなのコースを見てみる 会員が作ったスポット巡りのコースを都道府県から探せます。自分だけのコースも作れます。

くらしラボ一覧へ戻る