皆さん、こんにちは。今日はステルスマーケティング規制についてお話しします。
ステルスマーケティング規制(通称ステマ規制)という言葉を聞いたことがありますか?
この規制についての理解が不十分な方も多いかもしれません。
そこで今回の動画では、ステルスマーケティング規制とは何かを詳しく解説します。

ステルスマーケティング規制とは

まず、ステルスマーケティングとは何か説明します。
ステルスマーケティング規制とは、簡潔にいうと製品やサービスを宣伝する際にそれが商品やサービスとはわからないように隠して紹介することです。
例えば、CMと思わせて実は商品のプロモーションであった場合や、有名人が自然な形で商品を紹介しているように見せかける場合などがあります。
商品を紹介しているだけのような画像をクリックした際に商品購入ページに飛んでしまった、またはブログの一覧の中に広告が紛れていたという事は誰しもが経験があると思います。そのような事例のことを総称してステルスマーケティングと言います。

日本におけるステルスマーケティング規制の現状

次に、日本での現行法や規制について説明します。現在、ステルスマーケティング規制は消費者庁のガイドラインやトライアルがあり、違反事例に対しては注意喚起や是正指導を行っています。しかしながら、まだまだ課題も存在し、不適切な広告や宣伝活動が見受けられます。
しかし、2023年10月からの新たなステルスマーケティング規制が始まります。
これに違反した場合は措置命令(景表法7条)や、措置命令に違反した場合の刑事罰(景表法36条等)の対象となります。

ステルスマーケティング規制の例

例えば現在溢れているアフィリエイトについて、
ASP各社が提供しているアフィリエイトリンク等に「広告」と明記せず表示されている場合はステマ規制の対象となります。
また、企業等の会社員が一般利用者になりすまし、SNS等でレビューや口コミで嘘や誇張を交えて商品を絶賛する等の行為もステマ規制の対象となります。


企業側から謝礼がある商品を「個人と感想」と偽り広告と明記せず発信する行為も規制の対象です

ステルスマーケティング規制の対応策

ではどのような対策をしたらステマ規制の対象のでしょう?
それは簡単です。
アフィリエイトや商品を紹介する場合は必ず「PR」「広告」「プロモーション」等をユーザーにわかりやすいように明記しましょう。
SNSではハッシュタグでも良いようですが注意が必要なケースもあります。

ステルスマーケティング規制の対応についての注意点
たとえ「PR」「広告」「プロモーション」等を明記したとしても

  • ・ユーザーからわかりにくい
  • ・大量のハッシュタグに紛れ込ませている

等はステマ規制の対象となる場合があるので注意しましょう!
また、インフルエンサーに依頼する場合も広告であることを明記してもらうことを条件に依頼しましょう。

まとめ

最後に、ステルスマーケティング規制の重要性を再度確認し、
法令遵守と透明性を重視したアフィリエイトの運用や商品の販売を今後は心がけていきましょう。

エンディング
今回はキャンプやワンコに関係ない動画となってしまいましたが、興味がある方はチャンネル登録、いいね、コメントをお願いします。ありがとうございました。

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