スパム対策の更新が、知らないうちに始まって終わっていた。小さいサイトが見にいく場所の話

順位が急に落ちた気配はない。それでも気になって、Googleの記録を見に行った。
8月18日に始まって、2日16時間で終わっていた。

検索から来る人の数は、日によってそこそこ上下する。
少し減った日に、いつもの癖でGoogleの状態を確かめる場所を開いた。
そこに、8月のスパム対策の更新が記録されていた。

何があったのか

Googleが検索の更新をまとめている「Search Status Dashboard」の履歴に、August 2026 spam update という名前で載っている。
開始は2026年8月18日。
展開にかかった時間は2日16時間と書かれていた。
6月にも同じ種類の更新があって、そちらは6月24日開始で2日1時間だった。

気になったのは、この情報がその一覧にしか書かれていないことだ。
大きな発表があったわけでも、詳しい説明が公開されたわけでもない。
始まって、終わって、履歴に一行残る。
自分から見に行かなければ、まず気づかない。

僕がひっかかったところ

スパムという言葉を、僕は長いこと他人事として聞いていた。
順位を上げるためだけの怪しいサイトの話だろう、と。
それで一度、Googleが公開しているスパムに関する方針を読み返してみた。

挙げられているのは、検索のために大量に作られた中身の薄いページ、他人のサイトの信用を借りて無関係な内容を載せる行為、期限切れのドメインを買って別物を建てる行為、といったものだ。
どれも極端な例に見える。
けれど「大量に作られた中身の薄いページ」という一行のところで、僕は手が止まった。

うちは毎日、複数のブログに記事を出している。
下書きの整理にはAIも使っている。
量だけを見れば、たしかに「たくさん作っているサイト」だ。
それのどこが違うのかと聞かれたときに、堂々と答えられるかどうかを考えた。

いまのところの答えは、順位のために書いた記事が一本もない、というところに置いている。
走っていた頃の話も、板場にいた頃の話も、検索されそうだから選んだわけではない。
それでも、自分で自分を判定するのは難しい。
外から見れば同じに見えるかもしれない、という怖さは残っている。

もうひとつ引っかかったのは、こういう更新の影響には通知が来ないことだ。
明らかな違反に対する手動の対策はSearch Consoleに通知が出るけれど、更新による順位の変動は黙って起きる。
気づくのは、数字を見ている本人だけになる。

で、僕はどうするか

まず、更新の期間中に順位を毎日見るのをやめた。
展開している最中は上がったり下がったりする。
その途中の数字を見て記事を書き換えると、たいてい要らない方向へ動く。

そのかわり、Search Consoleの「手動による対策」の欄だけは確認する。
ここに何も出ていなければ、少なくとも人の目で違反と判定された状態ではない。
出ていたら最優先で直す。
見るところを一つに絞ったほうが、無駄に不安にならずに済む。

広告のリンクについても置き方を決め直した。
記事の主題と関係のない場所には置かない。
広告であることを近くに書く。
数を増やすより、その記事を読んだ人が実際に欲しくなるものだけを置く。
これは検索対策というより、読んだ人に対する筋の話だと思っている。

最後にもうひとつ、これがいちばん確実だと思っているやり方がある。
自分で読み返して、面白くない記事を直す。
書いた本人が読み飛ばしたくなる記事は、たぶん誰にとっても要らない。
更新のたびに慌てるより、そこを地道に減らしていくほうが結局は早い気がしている。

出典

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※運営者が個人で書いているnoteです。

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